大学院生のぼうびろく

自分の思考の記録とアウトプットがコンセプトです.留学/研究/プログラミング/統計/機械学習

大学院に進学するつもりでも就職活動を体験しておいたほうが良いと思う理由

最近の投稿が本気で留学と関係なくなってきていよいよ脱線してきた.

(研究もインターンも書けないし何を書けばよいのだろう.)

前提条件

  • 現在,理工系大学院M2
  • 学部生のときに(2年前)に就職活動を割と本格的にしていた.
  • 結局1社メガベンチャー企業に内定した段階で辞退して終了.
  • 向き不向き,必要のない人も.(当たり前だけどトレードオフ.あとで言及)

書こうと思った理由

  • 学部生の後輩からの相談で修士や博士を卒業してから”○○(企業名)に入りたい”という話の返答に「いま受ければよくね?僕も受けたし」というと戸惑っていたので共有
  • 留学で頂いている奨学金も就活していなかったら取れなかっただろうな,と思ったので
  • 最近になって色々と効果が出始めている気がしてきたので(後で書く)

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就活をしようと思った理由

学部3年生のときにとりあえず考えずに行動するようなタイプだった.”大学院に皆が思考停止で進学する現状がオカシイ!”とか叫びながら自分自身も特に何も考えずに色んな企業を受けていたことを覚えている.ただ,この中で現在M2になって効いてきていることがあるのでいくつか紹介する.

 

申請種が圧倒的に通るようになる

これは本当に就活の前後で何もかもが違う.就職活動をする前から様々な種類の書類(海外関係が多い)を出願していたけど弾かれてばかりだった.ただ,就職活動が終わってからは,トビタテ/ビジコン/ハッカソン/海外研修/その他もろもろ…ほとんど書類で弾かれるということはなくなった.

 

理由は簡単で競争相手のほとんどが「就職活動をする前の学生」になるからだとおもう.(※一部にウルトラハイスペックな人はいるけどここではおいておく)強くてニューゲームの状態だしちょっとズルいことをしているのかもしれない.

 

2年後にどうなりたいのかを考えることができる

就職活動を理系の学部生ですると結構目立つ.当時のM2の人には結構気に入られていて目上の人と話せたのは大きかった.(特に自分はしっかりとしたサークルに入っていなかった)加えて,M2の学生を一気に何十人と見ることができるので「どんな先輩みたいに2年後になっていたいのか」や「どの研究室に入りたいかの材料になる」し,極端な例でいえば「全然スゴイやついないじゃん,もう就職するわ」っていう考え方もできる.

いずれにせよ,冒頭で挙げた「実態のわからない企業をなんとなく雰囲気で目指して6年後(修士)あるいは9年後(博士)まで蓋を開けない状況はかなりやばいのでは」というのが僕の意見である.

(※僕が2年前に就活で見つけた「なりたい先輩」になれたかはわからない,というかなれていない気しかしない…)

コストパフォーマンス/企業的な考えが少し身につく(※自分比)

この件に関しては企業に勤めたことないけど,インターンでの激しい日々を過ごした後に大学のサークルの会議に出席したときに,文字通り「時間が止まって見えた」ことがある.大学は自由な環境化で研究ができるしそれがないと進まないことがあるのはわかる.ただ一度,企業を見てから戻ってくると違ったみえかたができるとおもう.

(この時間感覚に再度慣れている自分がコワイ.)

 

後悔していることやトレードオフ,代案について

 上記に挙げた3つのこと以外にもグループディスカッションの経験とかはかなり活きているし,キャリアに関して自分が持っていった固定観念がぶち壊せたのでかなり良かった.ただ,デメリットもいくつかある.

 

やるなら真剣にやるべき

 自分の中では真剣にやっているつもりだけど,どこかセーフティネットがあるので他の人よりも振返れば浮ついていた気がする.説明会にもかなり参加したけど,”面接・インターン”に振り切っても良かったとおもう.(※業界の知識は2年で陳腐化するけど面接やインターンの経験は活きるとおもうので,ただ当時の自分は本気で就職も考えていたので仕方ないか)

 

学問とのトレードオフ

 自分のしている勉強の時間を就活をしているのだからどうしてもトレードオフになってしまう.このへんはどっちが自分に適しているのかを一度じっくりと考えてみたら良いと思う.

 

就活以外の代案

 僕の時代にはなかった(というか僕が認知していなかった)のだけど,最近はハッカソンとかビジコンとかが結構流行っている.企業が協賛したりしているし,発信力も身につくし,かつ自分の学問と添わせることも(分野によっては)可能だとおもう.うまくいけば↑で挙げた「トレードオフ」を回避しながらメリットだけ享受できるかもしれない.

 

最後に

前提で書くかを迷ったのだけれども,最近の某大企業のニュースをみて博士課程の方が「大企業にとりあずいけばよいとおもっていたけど自分はバカだっだ」というツイートをしているのがこれを書いた大きなキッカケ.これが結構衝撃的で….反対に,修士課程終了後に1年間企業経験を経て(研修を受けて少しの実務経験:企業サイドからしたら負債でしかないと思うが),博士へ進学した人は賢いなーっと思ったり.

 

結構就活ってバカにされているけれども,B4だろうがM2だろうが(D3)も就活未経験という点に関しては同じでその状態が6年あるいは9年続くことってかなりヤバいんじゃないかなーっと.考え方を変えると合理的に就職活動を複数回することができるのでこれを読んでくれた方にこういう道もあるんだということを提示できればなと思いましたとさ.まる.

(※上記の文章全てにおいて僕の観測範囲内の狭いお話です.)